板碑

正和2年(1313年)7月8日 高さ1.83メートル 幅0.41メートル

正和4年(1315年)8月11日 高さ1.70メートル 幅0.36メートル

昭和50年3月10日 上三川町有形文化財指定

これらの板碑は、「南無阿弥陀仏」の名号が緑泥片岩に薬研彫りされており、鎌倉時代末期の特徴をよく表している。時宗宗祖「一遍」が下野国を巡化した記憶が残り、時宗の信者(時衆)たちによって建立された供養塔と思われる。大型板碑は、昔3枚あったと伝えられているが、現存は2枚。また、小型の板碑2基がその後境内から発見されている。

板碑